50代で離婚しました。
離婚の原因は夫の不倫。
当時は専業主婦で子ども3人+親を在宅介護中でした。
離婚するのも大変、離婚後の生活も大変でしたが、あっという間に5年が過ぎ、なんとか落ち着いた暮らしができるようになりました。
50代女性が離婚してから5年後の仕事・お金・生活・気持ちの変化などを記録していきます。
パートからWワーク、そして正社員へ
長い間、専業主婦だったので、まずは仕事探しから始めました。
学歴、資格、経験なし。あるのは自動車の運転免許と健康な体だけ。
主婦歴が長く、50代の私でもできる仕事はあるのかな?と不安でしたが、探してみると50代でもOKの求人は結構ありました。
『働く』ことに慣れるために、短時間パートからスタート
『外に働きに出る生活』が数十年ぶりだったので、社会復帰のリハビリと思い、5時間のパートから始めました。
最初は不安もありましたが、働きはじめればなんとかなるもので、仕事のある生活にも慣れ、『50代でも働けるな。』とちょっと自信もついてきました。
半年たち、短時間パートでは収入が不安なので、Wワークを始めました。
- ホテルの客室清掃(週5)
- 高齢者向け宅配弁当の配達(週1)
週6働いていたのですが、メインのパートが5時間勤務だったこともあり、働くのがツライとは思いませんでした。
まったく違う職種だったので、楽しみながら働けていたのもよかったです。
どちらの職種も年齢制限はなく、健康な体と運転免許があればできる仕事で、実際に私よりも年上の人がいたので『50代からでもまだまだ働ける!』を実感しました。
時短パートから正社員になる
働き始めて3年がたち、時短パートだった『ホテルの客室清掃』から正社員にならないか?という話があったので、Wワークを辞めて正社員になりました。
勤務時間も8時間になり、時給ではなくなり、年2回のボーナスももらえるようになったので、仕事面では安定しています。
50代離婚は子育てよりも親の介護が大変
当時は、社会人・専門学生・小学生の子どもと認知症の親との同居生活をしていました。
上の二人は大きいので問題なし。
末っ子も小学生とはいえ高学年なので、日常的な世話をするだけでOK。
一番問題なのは、認知症の親の介護でした。
基本的にひとりでは何もできないので、すべてにおいて介助が必要です。
ひとりでの留守番も1~2時間が限界。
週3回デイサービスに通っているけど、同居しながら仕事をするのは無理なので、仕事を探すよりも先に、老人ホームを探しました。
公的施設は費用が安いけど、空きがなく入れない。何件も見学して申し込みしたけど、まったく連絡なし。
結局、有料老人ホームに入居することになりました。
老人ホームに入居するまでに半年以上かかり、私の仕事は数日でみつかりました。